子どもと一緒のマダガスカル旅行記  2012年8月11日(土)~8月18日(土)

マダガスカル旅行
  • 準備:
    虫よけリング・スプレー・スプレー式蚊取(ワンプッシュで)体温計・日焼け止め腕ガード・胃腸薬・トイレットペーパー・懐中電灯
  • 11日
    関西空港で タイ航空→ 荷物タナまでスルー。快適 ゲーム・ビデオ豊富 ドリンクサービスも頻繁 アイマスクまである。デルタのように激寒でなく安心
      タイ空港→ インフォメーションが沢山あり聞きやすい。広すぎる上に搭乗場所が変わる 横になれるほどの椅子やリクライニングチェアが豊富。カウンターでEチケットに変えるのを忘れる。
    マダガスカル航空→ 1時間遅れの出発 スプレー(虫よけ?)をスチュワーデスがふる
    隣に中国の銅採掘(6か月マダガスカルに滞在)の人が座り、魚釣島、南京大虐殺についての日中の今と歴史について長時間筆談。
    真夜中に到着、入国カードが機内で配られた冊子にあることが分からず、記入に時間がかかる
    ビザはすぐとれ出口でジョセリンさんと出会う
      両替がないため、チップをジョセリンさんが渡す

マダガスカル旅行
  • 12日
    きれいなベッド、部屋。数時間の滞在、睡眠。お湯はしばらく経って出る。午前3時半に念のためホテルの人にモーニングコールとして声をかけてもらうが、チップがなく、申し訳ない。出発時間45分を4時5分に聞き間違え、待っていたがポーターが大きいカメレオンを見せてくれた。星がきれい。車故障で乗り換え。
    空港に早く着き、両替1万円。ジョセリンさんの経歴、マダガスカルについてのレクチャーを受ける
     {地形} 東側 貿易風により乾燥→農耕出来ず貧困 漁村
          真ん中 山
          西側 雨も降り、農耕で豊か
          国全体の形は左足で親指がなくなったみたいに見える
     {言葉} ミサウチャ(有難う)サラマ(挨拶)ヴェルマ(さようなら)アザファディ(excuse me)       ツンプク(丁寧語尾)
     {マダガスカル}意味→歴史を守る(推定)
     {アンタナナリボ}意味→多くの軍勢が集まる
     {チュレアール}意味→ポルトガル人の言葉「着いた」
     {水}スーパー 1400アリアリ フォールドファン 3000アリアリ イファティ 5500
          水を安いところで事前に購入したい。
     {米}輸入
     {はちみつ}減少し高騰
     {バター}オーストラリアから輸入
     {チップ}小銭足りず、十分払えない
     {電気}髙いためろうそくやまき
     {公共トイレ}入口の係りの人にチップを渡す
     {学校}冬休みが2か月半あり、その間は仕事の手伝い
    ・田舎の方では、食料、仕事がなくワオキツネザルをたべる人も。
    ・焼畑で土地がつかいものにならなくなっているところが増加。
    イファテイ→ コブつきの牛(ヤギ)
     {朝食} コーヒー、紅茶、バナナ、マンゴー、パン ほぼ食べられず、パンを持ち帰る
    カラフルな服。ほぼ古着。でこぼこ道。バスはワゴンの大きい版でぎゅうぎゅう詰め。荷物は天井にくくる。後ろの扉閉まらないほど。信号は誰も守らないのでなくなった。事故多い。前大統領は反フランスで町も衛生的だったが今はごみであふれている。工場も作った。今は仕事が少ない。とにかく道を20キロも歩く。ビーチサンダル。牛2頭で荷物を運ぶ。家は移動式でその壁材料。女の人は頭で、男の人は肩で荷物を運ぶ。子どもも荷を運ぶ。カヌーも木。日本人が珍しいのかみんなと目が合い、笑うと笑ってくれる。目力強い。象の耳。川は干上がっている。漁民。魚を敷物の上で売る。果物、肉の塊。生きたニワトリの販売。自転車が多い。人力自転車も交通手段。サッカーは砂上なので強いはずだが、強いとフランス代表に。車、韓国・日本・大型はベンツ。道悪いので車がすぐ壊れそう。道予算がなく、舗装できない。平均寿命50歳。自殺者いない。女の人は日よけに顔に土。
    象の耳という巨大な葉っぱ。
    葬式で焼き場に向かう集団と遭遇。遺体を棺に担ぎ、女の人は走りながら後を追う。歌を歌いながら見送る。村中で弔う。
     ホテル  ウッド調でボルネオの宿と似ていた。(流行の形?)大きな紙幣を使うようアドバイスされる。ウエルカムドリンクはさっぱりして2層(ピンク・オレンジ)で大変おいしい。夜12時~朝5時ほどまで電気と水止まる。ベッドメイク一日2回。蚊取線香つけてくれる。海岸に出ると子どもたちのセールスが始まる。木彫りのケース、大判スカーフ、貝の首飾り。英語で会話。自分の名前、こちらの名前を聞き、営業。サンドラにパンと機内でもらった飴渡す。みんなで分け合う。
    高齢者とフランス人のお客が多い。
     {昼食}飲み物はペットボトル大を頼む。ジョセリンさんに種類を教えてもらう。残したくないので生野菜とフルーツなしでと伝える。前菜はエビの洋風ソース。鳥・牛・魚、パプリカの串料理。フライドポテト。昼食中海岸からスカーフの多様な使用アピール。子どもたちはバク天や海に飛び込んで遊ぶ。
    とげの森→牛車で夕方出かける。町は賑わっている。ござの上に魚や果物、野菜が売られている。
    癌の薬のベラ。とげの木。わにの皮に似た木(蜂睡眠作用ではちみつとる)。種が、青いビニールひものようなもの(天然)につつまれている。
    顔がある・恐竜・ポット型のバオバブ。旅人の木(家の屋根材料)。カヌーの本体や漕ぐ棒になる木。ホウシャかめ。メスが腹平ら。オスが腹引っ込んでる。100年生きる。6か月のかめは子どもが親指と人差し指でつかめる。3年絶ってもバオバブは細い木で分かりにくい。バオバブは一本の根。上で2つに分かれる種類有り。中はスポンジで水9割。水を得るために傷ついてるバオバブ有り。上の実を取るため幹に足かけの穴があるのもあった。夏は緑の葉っぱ。1200年で直径4メートルほど。
    ジャックフルーツは実が幹からなる。木は全て使える(家の材料、たわし)
    とげの森の旅記録帳には日本語なし。マダガスカル固有の鳥。鳥も植物もそれぞれ種類数教えてくれたが覚えられず。とげに毒のある木あり。その近くに解毒剤になる木があった。
    深い井戸ありで汲むところを見せてもらう。
    牛車を走らせる若者は牛にかなり激を飛ばしながらすすむ。ニワトリが屋根にいる。たき火で夕食の支度している。洗濯物は竿に干している。何も遮るものもない地平線に夕日が沈む。暗くなって到着。
     {夕食}魚・牛・鳥 デザートはなしにしてもらう
    海で天然の満点の星空 天の川・南十字星・さそり座

マダガスカル旅行
  • 13日
    ホエールウオッチング→エンジンボート。シュノーケリンググッズ借りる。トイレは水バケツで流す。紙はバケツへ。レゲエ好き(髪型)の方、他運転者で二名。かなり遠くまで行く。遠浅。木のカヌーで遠くまで漁。海水きれい。ザトウクジラの親子発見。潮吹く。子どもクジラたまに海面上飛ぶ。長時間追いかける。戻りに大きいクジラ発見。浅いところなので、仰向けで手足が見える。
    かなり遠くまで木の船で漁業している。
    シュノーケリング 黄色や黒の魚。こちらの都合で短時間。
    午後からホテルのプールで泳ぐ。

マダガスカル旅行
  • 14日
    早朝 フォールドファン。日本人多い。火はマキ。ろうそく。きれいに洗濯物、物干しにほす。表情明るい。布は便利。トイレ・赤ちゃんの抱っこ。色の濃いペットボトルドリンク屋さん、お菓子屋さんあり。
    横っ飛びシファカ。ワオキツネザルが真近にいる。ワニ。
    つばきの花をもむと石鹸になる。
    ホテル お湯電気ソーラーパワー。イタリア人が使い切り、午後4時半に使えなくなる。ろうそくですごす。ハンモックあり。とてもあたたかいまなざしの人々。蚊帳あり。
    夕食 魚の団子フライがおいしい。不調で食事に行かなくても人数分運んでくる。夕食にいけない私と長女のためにホテルの人がフランスパンを下さる。
    水を買うのに大きなお札しかなく、ホテルの人が走って町まで両替してきてくれる。
    ナイトサファリ→長男のみ参加。ネズミキツネザル、カメレオン、大きいクモ。

マダガスカル旅行
  • 15日
    モーングサファリ→ ワニの餌付。目が見えないので音やにおいで。ほぼ首だけしか動かさない。
    バンブーが風に揺られゴーゴー言っている。途中でカメレオン。
    国内線前日急に飛ばない。妊婦子連れ優先搭乗。座席指定なのに席を守らない。荷物チェックなし。
    チュレアール経由でそのまま下りずに待つ。マダガスカルで有名な若い女性歌手がいた。
    ガイド仲間と話す。陽気で賢い人々。日本人は水、時間に厳しいとのこと。
    マダガスカルでは子ども用番組は作成していない。日本のナルト、ポケモンを日本語のまま放映、フランスのアニメ、象のババール
    空港の駐車場で荷物カートに密着してくる若者。カートを直すことで、チップを請求。ガイドが一喝する。
    ホテル シティホテル  水様下痢止まらない シャワーとトイレが一体化で助かる
    朝 バイキング

マダガスカル旅行
  • 16日
    カメレオンパーク  たくさんの色鮮やかな大きいカメレオン・蛇・蝶。蝶は触覚が巻いている。(蛾との違い)
    レミュールアイランド   日本人多い。ワオキツネザルなど人慣れしていて、頭や肩に乗ってくる。手にのせたバナナを猿が手を握って引き寄せて口でバナナをとる。大雨。
    ナイトサファリ→ナハンプアナ  雨なのでほぼみえず。カメレオン多数。明るい女のガイドさん。
    ホテル→広い 使わない部屋さえあり
マダガスカル旅行
  • 17日
    朝飯 美しいフルーツ まったく食べられないのが申し訳ない
    ぺリネ保護区ウオーキング→インドリ、タケザル(竹の中にいるサル)発見 大雨の中ガイドさん頑張って下さる
    安く電話ができる場所がいっぱいある 携帯電話も普及。自動車の部品売り(すぐ修理が必要なため)
    タナの人混み 川べりに洗濯物を干す 煉瓦つくり(すぐ収入につながる)町のスーパーは色んなものがそろう
    スーパーでマダガスカル産のバオバブ石鹸とチョコレートを購入。
    {家の歴史}ジョセリンさんが図解で説明
    屋根が船を逆さまにした形、二階建てでベランダがついている。外資系勤務の社宅は立派。
    昼食 レストラン。日本人が沢山。メインは牛舌のクリーム煮。
    空港で 荷物預けるところまでジョセリンさんが付き添って下さる。ジョセリンさんのボスも声をかけてくれる。 機内に乗り込む前機内前で鞄チェック。
    熊本出身のバードウオッチングの三人組と話す。マダガスカルの道がひどかったこと。スケジュールを詰めていたので疲れがたまったこと。お腹を壊したこと。
    18日 バンコクでの待ち時間が6時間あった。空港で水を飲んだが、タイも水はのめないと後で知った。バンコクには世界中の人が集まるので人観察が興味深かった。そこでも中国人パワーを感じた。

マダガスカル旅行
  • <こどもたちの感想> 左 9歳 長女  右 13歳 長男
  • 楽しかったこと
    1.シュノーケリング         1.いろいろな動物を見ることができた
    2.ワヲキツネザルにバナナ      2.海がきれい
    3.レミュールパークでのボート    3.独特な植物(人間より大きい葉っぱ、青い種)があった
    4.ホエールウォッチング       4.鳥がきれい
    5.牛車にのったこと         5.野生のクジラが見れた
    6.ハンモックができた        6.ウエルカムドリンクがおいしかった
    7.バオバブの形が面白かった     7.サルが真近でみることができる
    8.コウモリが逆さで休む理由の昔話(ジョセリンさん  8.人が陽気
  • 嫌だったこと
    1.ホテル内の昆虫           1.飛行機内の臭いがくさい
    2.ごはんがパサついている       2.機内食がまずい
    3.お菓子がまずそう
    4.歯磨きの水が面倒
    5.ろうそくをつけたまま寝たこと
    6.イタリア人のマナーが悪かった
  • びっくりしたこと
    1.チョウとガの見分け方をジョセリンさんに教えてもらったこと 1.車越しに子ども・大人が商売
    2.夜(暗くなるのが)が早いこと               2.物価が安い
    3.ワニの餌の食べ方                     3.バオバブの大きさ
    4.ワニの餌さにありやハエがたくさんいた
    5.海で子どもが売り込み
    6.星がきれい
    7.市場に人が多い
    8.市場が昔風
    9.蚊帳で寝ること
    10.力持ちで女の人も子どもも頭で荷物
    11.人がよく歩くこと
    12.トカゲが多くて大きい

マダガスカル旅行
  • 初めは動物の楽しい国ぐらいのイメージであった。今までの旅行とは質が違い、衝撃が多かった。人は勤勉で生きた目をしていた。ガイドさんたちは頭がかなり良かった。車が多い車道で子どもから大人まで商品販売や物乞いをしてきて、与えるべきか悩んだ。子どもたちの販売能力は高く、生活のために必死というのもあるが、営業力に長けている。塾通いで疲れ果てる日本の子どもたちと食べるために自主的に商売をするマダガスカルの子どもたち。生きる力を身につけるためと受験戦争の日本と環境が過酷なため自ずと生きる力に長けているマダガスカルの子どもたち。何ともいえない矛盾がある。ガイドさんもかなり賢いので世界中で働けば活躍できる人材である。こんなに生活環境が厳しくても自国を愛している。イファテイは昔の日本のようだった。平均寿命も短いのも衝撃だった。リストラされたり、借金やいじめで自殺する日本人は、マダガスカルに来て何か感じてほしいと思う。着ている服はカラフルで、女の人は美人が多かった。まだまだ生物や資源などいろいろ未発見なものがある。フランスの横暴を感じたが国際問題にしたら、一部の人々は生活しにくくなるのだろうなと感じた。
    ただレジャーが楽しかったといった今までの旅と違い考えさせられる旅だった。
    満点の星とガイドの優秀さと人々の目力が印象に残った。人々の生活を垣間見ることができた。
    ジョセリンさんの教えてくれた知識はもっとあったが覚えきれなかったのが残念だ。デジカメの電池残量も少なく写真も撮れなかったが、紹介して下さったプロの写真家の写真やマダガスカルツアーサービスの写真、テレビで思い出せる。
    今回の旅で子どもたちの健康が心配だったが、結局私が一番重症で帰宅後もしばらく腸が不調であった。
    子どもたちとの貴重な体験がまた増えてよかった。
    短期間の日程にかかわらず、希望に合った行程で充実した旅となり感謝している。

ホットスポット「最後の楽園」マダガスカル島旅行記・写真集